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豊かな住空間 Space Design

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2008年 06月 18日

杜若

杜若_c0121993_1524264.jpg

アヤメ(菖蒲)と杜若もよく似ています。

杜若は水湿地を好む植物で、乾燥した場所では生育は
困難である。花は1本の花茎に通常2~3花咲き、原種の
花色は紫色でまれに白色のものが見られる。東アジアから
シベリア地方にかけて分布している。

杜若は、和名では”燕子花”、”杜若”などと呼ばれ、昔の
日本では身近な水辺に普通に見られる植物であった様です。
古典植物のひとつに数えられており、万葉集や古典物語の
なかに歌われています。
江戸時代前期頃の日本画や工芸品の題材によくとりあげられ、
もっとも有名なものが、尾形光琳の屏風絵”八ツ橋杜若屏風絵”
です。

この屏風絵は、一度 見たら脳裏にやきついて離れない.
それは、静的な杜若を描いているのであるが動的なイメージ
が伝わってきます。あでやかな背景に描かれた杜若の大胆な
配置からうける構成力なのでしょう!

尾形光琳(1685年~1716年)の屏風絵”八ツ橋杜若屏風絵”は
世界の4大美術館のひとつ、ニューヨークのメトロポリタン美術館
に所蔵されています。
光琳の屏風絵は1933年(大正8年)池田家(鳥取藩池田家)が
手放した後、画商や個人などの買主を経て1953年(大正8年)に
メトロポリタンが入手されています。
池田家が屏風を入手した経緯もわかっておらず、池田家の古文書
研究の成果がまたれます。


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by sd_spacedesign | 2008-06-18 14:01 | 自然


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