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豊かな住空間 Space Design

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2009年 03月 12日

ウメ(梅)

ウメ(梅)_c0121993_1583323.jpgウメ(梅)_c0121993_15814100.jpg












   




三月にはいり昼間あたたかい日でも夕方になると、めっきり冷え込んできます。
こんな季節に梅は百花に先がけて咲き、春の到来を告げています。
梅の花芽は一節に1個となるためモモに比べると、開花時の華やかさはないが そそと咲く
姿に気品を感じます。
梅と言うと、尾形光琳の「紅白梅図屏風」を思い出す。蛇行した川辺に梅の古木が風雪に耐え
曲がりくねった幹に枝がすぅーと、伸びている。画面からは一見 静的な感じを受けるが川の
蛇行した水面は波紋を描きながら流れている。そこには、ダイナミックなエネルギーさえ感じる。
そして、それに対比して梅の古木がどっしりと描かれている。動的な川と静的な梅のコントラストの
絶妙な構成が、見る者をくぎ付けにする魅力があります。

現在、花見と言えば桜をイメージする人が多いが奈良時代には中国から伝来したばかりの
梅が観賞されていました。奈良時代の貴族の行事が起源だとも言われています。
平安時代に入り桜と入れかわって来た様である。その移り変わりは歌にも現れています。”
”万葉集”では、桜を詠んだ歌は40首、桜は100首程度ある。それが平安時代の”古今和歌集”
では、その数が逆転して花といえば桜を意味するようになりました。


     菅原道真
      東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな




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by sd_spacedesign | 2009-03-12 08:26 | 自然


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