2009年 01月 29日
昨年の暮れ、お天気のよい温かい日に足長蜂が一匹ブーンとゆっくり飛んでいました。 冬眠をはじめる時期に温かいお日さまにつられて出てきたのでしょう。 日がかげると急激に気温が下がりますので、ちょっと心配になって余計なことであったかも しれないが木の枝にとまっているのを狙って箱に入れました。 スタイロホームの箱に林檎の皮を入れ冬眠の準備をしました。 実は2年前、自宅の外壁にツタが張っていたので、取り除こうとしたところ、庇近くのところに そんなに大きなものではなかったのですが、蜂の巣がありました。 それとは知らず蔦を引っ張ったので、そのあおりに白い蜂の巣が落ちてきました。 巣のまわりに落ちた衝撃で足長蜂が8匹動き回っていました。 この時も同じ時期でした。すぐに先ほどの箱にいれ、そのときは枯れた草を入れて物置にいれ ました。 そして、3月の暖かい日に外に箱をもちだしました! どんな状態になっているのか予想が出来ませんでしたので、胸をときめかせながらあけると どうでしょう! 足長蜂が羽をブン ブンいわせて飛び立とうとしていました。 時が到来すると、それに呼応するようにして目覚める虫たち! 何か自然の偉大さに心から感動しました。 フランスの昆虫学者 ファーブルが表わした”ファーブルの昆虫記”を思いだしました。 昆虫が生まれながらにして持っている本能と不思議な生態! 内にいる黒猫マットは万代塀に軽々飛び上がります。その身体能力は私の比ではありません。 そう思うと、身のまわりに存在する木や草花、虫・・・・・・・ 何か、愛おしい存在に思えてきます。 設計事務所【SD】のホームページ
by sd_spacedesign
| 2009-01-29 10:18
| 自然
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