2010年 03月 01日
ウメの花を見ていると尾形光琳の国宝”紅白梅図”(二曲一双屏風)が目に浮かぶ。 樹齢を重ね梅と横に流れる図形化された川の波模様が絶妙に表現されている。 俵屋宗達の”風神雷神図”の構図が図様を梅に置き換え見事に昇華されている。 何か幽玄な世界に引き込まれるような世界が感じられる。 光琳は万治元年 (1658)、京都の呉服商「雁金屋」の当主・尾形宗謙の次男として 生まれた。 現在では、呉服商と、いうと何か古めかしいイメージがするが当時はファツションの 先端をゆくもので、光琳は幼少より能楽、書道、茶道に親しみ恵まれた環境で育ったが 家業も没落し経済的に苦境に陥り画業に打ち込むようになる。 洗練された光琳の作風は恵まれた環境の中で磨かれたものなのでしょう。 設計事務所【SD】のホームページ
by sd_spacedesign
| 2010-03-01 09:50
| 自然
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